会員様リクエスト。考え方をお教えします。そして2016年からやっている私のとある運用成績を交えてネタを流します

ご質問

保険加入についての考え方をご教授頂けないでしょうか。日本には高額医療費制度があるので病気に備える保険は不用!そのお金は積立投資に回すべき!みたいな話を耳にしますが、いまいち信じられず保険解約には踏み切れずにおります。千条印様に"強者の生き方"をお導き頂けると幸いです。

結論。

高額医療費制度があるので病気に備える保険は不用です。

生命保険(掛け捨て・貯蓄型、変額など全部)と学資保険は加入不要

なぜか。こちらも結論から。

これらの保険の運用先を見てみるとほとんどが株・債券だからです。

おそらく彼ら保険屋は年率3~4%以上で回しながら貴方には1%も払わない。その代わり10年ロックで元本は保証してあげる、という内容にしていると思います。

保険に加入する行為は安心というコストを払い続けているだけです。

なら自分で投資をしたほうが絶対に良い。10年で元本が返ってくる?それなら積立投資を自分でやったほうが良いですね。10年もすれば積立ならほぼ100%プラスになっています

↓信じられない?

OK 良いことを教えましょう。

私は2016年から先進国株式インデックス(為替ヘッジなし。円建て)もイデコで積立でやっていますが、コロナ暴落と暴騰、インフレ暴落を経て今、7年間で年換算の年リターンは約5%です。右肩上がりの7年間ではなく暴騰暴騰を経てこれです。※2022年からはSP500インデックスに一本化しました

この結果を見ても年1%未満の学資保険などに加入したいですか?

ですが、これは生命保険と学資保険に限った話。

保険加入の視点は2つ

1自動車保険や住宅の火災保険など”だれでも最悪の事態を起こしそうなことで、起きたら億に近い賠償が発生する”ものへの保険は加入すべきです。

積立投資ではカバーできないから。生命保険は積立と高額医療保険、学資は積立でカバーできると私は判断しています。

保険屋にとって生命保険はドル箱と言われています。火災保険はよく値上がりするニュースを聞きますね?天変地異でウン全億円の保険金支払いがあったから経営がキツイと。

ですが生命保険でそのような話を聞きますか?

NO。つまりそういうことです

2節税になるか。→ご参考

個人年金控除や生命保険控除を活用してその範囲内で民間の保険に加入するのはありです。イメージでは年間2~4万の掛け金がせいぜいだと思いますね。

千条印蓮宗