Xを見ているとCPIが実は強いのでは、という声が聞かれます。
彼らは”読み込み”と”監視”が甘いです。
今は
今はバブルです。情勢は崩れていません。
先日の記事で「CPIが良くても悪くても市場は都合よく捉える可能性大」と言いましたが、まさにそれ。
今の市場は上がる材料しか目に入っていません
経済指標は情勢によって市場の反応が違う
ことは知っておきましょう。
20年から、市場が経済指標にピリピリしていたのは「インフレはどうなんだ!?」と気にしていた情勢だったから。
市場は先行き不透明を嫌います。
今は”インフレは収まった””利下げは間違いない”ととっくに織り込んでいますから経済指標は多少悪くてもほぼ無視。良い結果が出ればさらに市場の熱は加速します。
なぜ?
それがバブルだから。
「経済指標はほぼ無視で良い」と思って臨みましょう。
もっと言えば・・・
市場はパウエルもほぼ無視する。
なぜか。
「インフレは収まっているし、利下げは当たり前なんでしょ」と市場は考えているからです。
パウエルはFOMCでこのように言うだろう
・ソフランは可能
・利下げには慎重。データ次第。もっと確信が欲しい
市場も分かりきっています。
AIバブルはいつはじける!?
AIへの設備投資がしぼんできた
各社ガイダンスミスが連発
このあたりです。
で、
恐ろしいのは上記2つが見受けられる頃は株価もアゲアゲである可能性が高い。
もっと言えばガイダンスミス連発でAIは限界だろうと我々が考えたとしても市場は総楽観中で株価も上がっていく可能性が高いということです
千条印蓮宗
PS1 3月に発表された雇用統計
インフレ鎮火。理由はテック企業が音頭を取ってAIによる生産性向上が進んでいるから・・言い方絵を変えますと
ホワイトカラーが首になりまくっているからのはずです。
高給取りが首になっている=賃金インフレは下落圧力。当然ですね。
この流れはまだ続くでしょう
今度はテック以外の企業がバシバシ首を切ることになるでしょう
なぜ?
背広組が出来る仕事はAIで出来る、となれば完全に金の無駄だから。それにいち早く気づいたのがテック。
そしてそれ以外の会社も「あれ!?いいじゃんw うちも首きろうww」と続くのは自明の理。
PS2 あるある!みんな気をつけて
情勢が変わっていないのにホールド中の個別株の株価がどんどん下がって「損切りすべきか」と聞きたくなる方が本当に多いです。
今からリスク管理は徹底して下さい。個別株に突っ込みすぎると死ぬので損切りがバシバシできる上級者以外は❌
気にしたくない方はALL指数で臨むべし!